【新刊紹介】挑戦者たちが向き合った世界と言葉—ここではないどこかでサッカーをするということ/北村雅則・石川美紀子

バルカン地域で長年続けてきたフィールドワークの成果が本になりました。海外で活動していた日本人サッカー選手たちのライフストーリーです。言葉が不自由な環境で、彼らはどのような世界と向き合い、サッカーを続けていたのか。現地での当時のインタビューと、現在地から改めてキャリアを振り返った彼らの言葉を収録しました。電子書籍版と単行本版、どちらもAmazonで発売中です。

「ここではないどこかでサッカーをする」とはどういうことか。海外で活躍する多くのプロサッカー選手にインタビューしている著者が、現段階で海外挑戦に一区切りをつけた10名に改めてインタビューを行った。彼らが見た海外サッカーの世界とそこでの経験が、現在にどう結びついているのか。過去のインタビューと合わせ、彼らのライフストーリーとして提示する。

  • 序章「偶然と必然が織りなす世界と言葉の描き方」北村雅則
  • 第一章「あの頃の経験があるからこそ、アスリートがもっと挑戦できる世界を作りたい」山本弘明
  • 第二章「サッカーを通して得た経験を、地元に還元したい」宮田大輔
  • 第三章「仕事とサッカーは同じと気付いたとき、全てが上手くまわり始めた」上星脩大
  • 第四章「記憶に残る、とんでもない選手を育てたい」有光澪
  • 第五章「どんな手段を使っても勝つという、強いメンタルを感じたことが一番の収穫」林雄介
  • 第六章「結果を出せば、適切な評価を下してくれる世界だった」飯沼壮貴
  • 第七章「サッカーの原理原則を大切に、世界のどこでも活躍できる選手を育てたい」池田裕汰
  • 第八章「最後は必ずキーパーが止める、チームを勝たせるという使命感を」石原香介
  • 第九章「地道に努力すること、それが成功につながる」新美龍位
  • 第十章「人生という旅を楽しむ」日野健人
  • 終章「あとがきにかえて」石川美紀子

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